『オラの家族 Vol.12 アニキ』
今回はアニキの話である。
勿論,オイラは『薔薇族』でも『サブ』の愛読家でもない。
そういう意味でのアニキではない。
血の繋がった,れっきとしたアニキである。
数年前,アニキは道路交通法違反で検挙された。
速度超過である。
オービスに引っ掛かったのである。
アホである。
何故なら,オービスのあった道路は通勤に使う道路だったのである。
いつも行き来していたのである。
場所も知っていたのである。
それにも拘らず,アニキは赤い光を浴びた。
全くのドアホである。
ただ,速度超過をしただけならば,そうアホでもない。
このアホ,とんでもないことをしでかした。
このアホのしたことは・・・
警察に手紙をしたためたのである。
「オービスに写っているのは,私ではありません」と言い訳を文書で送ったのである。
数日後,アニキのいないアニキの家に屈強なポリスメンがいらっしゃった。
所謂,『デカ』である。
2人組みである。
ご丁寧にオービスの写真も見せてくださった。
事情を知らない義姉は,写っている写真を見て,「アニキです」と証言した。
アニキは義姉に何も言っていなかったのである。
義姉は何も考えずに証言してしまったのである。
アホ家族である。
アニキはドアホである。
義姉もアホである。
警察権力に何回も立ち向かったことのあるオイラから見れば,素人の『ゴト』である。
※ 『ゴト』とは,裏仕事のことである。
もっとうまくやらんかい。
きちっと絵を描かんかい(カバチタレ風)。
このドアホが!!!
その後,アニキは10数万円の罰金を払い,2ヶ月の免許停止をくらった。
イニ,この話は役に立ったか?
日曜日, 1月 28, 2007
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