『社長 vol.39』
コンパか何か,飲み会の時だったと思う。
同期で,同じゼミの先輩Tと付き合っていたSKという女がいた。
SKは,何かの拍子でぽろっと,本当にぽろっと言ってしまった。
SKがT先輩とHした後,彼はぐっすり眠っていたらしい。
そこで,SKがしたことは・・・
なんとT先輩のポコ○ンをサランラップで包んだらしい。
コンパは大爆笑の渦に巻き込まれた。
そして,誰かが何故そんなことをしたのか聞いてみた。
彼女の答えは簡潔にして明瞭だった。
「だって,アソコが痛んだら困ると思ったんだもん」
それを聞いて周りはさらに大爆笑した。
しかし,その後の社長の言葉が凄かった。
「ふ~ん,腐りやすいほど柔らかかったんだ,その『ピーッ』(放送禁止用語)」
周りは一瞬,しんとした空気に包まれた。
彼女はポ○チンを「アソコ」と言っていた。
社長はもろに性器の俗称を言った。
勿論,その席には多数の男女がいたのは,言うまでも無い。
老若男女と言ってもいい位の。
まあ,当然社長だからそれ位は大したことがない。
追い討ちをかけるように,また言った。
「そんな柔らかい『ピーッ』(男性のシンボル)だったら,『ピーッ』(女性のシンボル)に入らないでしょう?」
「ひっひっひっひ,T先輩の『ピーッ』はふにゃ『ピーッ』なんだ」
連続の放送禁止用語に我々は打ちのめされた。
しかも,恐れ多くも先輩の悪口である。
ばれたら,絶対に苛められる。
しかも,そのTという先輩はキレやすくて有名だった。
そして更に,生物のゼミナールの学生である社長は,生物学的用語を駆使しながら
SKとTのHについて熱く語り始めた。
勿論,想像である。
想像でも彼はその手の話なら,いくらでも語り明かせるのである。
その夜,誰も,そんな社長を止めることは出来なかった。
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