『社長 vol.9』
注意! CAUTION!
以下の文は,読者に不快感を著しく感じさせるおそれがあります。
下品なことに敏感な方はお読みにならないようお願い申し上げます。
この話は迷った。
書いていいものかどうか。
結論としては,これを語らずに社長を語ることはできないと判断したのである。
もう1度言う。
下品なことに敏感な人はこれを読まないで欲しい。
これだけ言ったんだから,後悔するなよ・・・
それは,11月の頃だった。
私は運がいいのか悪いのか,その場に居合わせることができなかった。
従って,以下の文は友人Nの証言に基づくものである。
社長とN(♂)とK(♂)とO(♀,美人)で飲みに行った時の事だった。
社長は相変わらず,アンコールに応えては「カポ」をやっていたらしい。
したたかに飲んだ後,4人はボーリングに行った。
酒の後のボーリングは酔いをさらに加速させる。
社長は酔うと必ずトイレに行く。
もちろん小だけではない。大もするためだ。
この日も社長はトイレに行った。
3人は,楽しくゲームを続けた。
Nは気づいた。
社長がいつまで経っても帰って来ない・・・
Nはトイレに行った。
小の方に誰もいない。
個室は1つだけ閉まっている。
「S,S! どうした? 具合が悪いのか?」
返事はない。
Nはドアを叩き続けた。
しかし,中からの返事はない。
NはKを呼んで来た。
激しく個室のドアを叩く2人。
しかし,決してそのドアが開けられることはなかった。
Nは決心した。
「個室の中に入るしかない・・・」
悲壮な決意である。
NはKの助けを得ながらどうにか個室に入り込むことに成功した。
そこにあった情景は・・・
最後の警告!
読むのを止めるなら今です!
そう,そこにあった情景は,皆さんの想像以上のものであった。
そこにあったのは,顔や衣服に茶色のような黄色のような付着物を付けて,便器の上で寝ている社長であった。
もちろんこの個室は,和式だ。
Nは社長を起こすために,顔を叩こうとしたが思いとどまった。
当たり前である。
誰だって社長の顔なんて触りたくない。
ましてやunkoのついた顔なんか・・・
そこで,Nは考えた。
そうだ。トイレットペーパーだ。
Nは咄嗟にそう判断し,トイレットペーパーを手にぐるぐる巻いて社長の顔を叩いた。
しかし,酩酊状態にある社長はまだ起きない。
そこでNは仕方なく,酩酊状態の社長をKと共に抱き抱え(ううっ・・・感動だ・・・),服を脱がし始めた。
何とかunkoの付いたトレーナーを脱がした。
下着にも付いてる。
でもこれを脱がすと着せるものは薄手のウインドブレーカーしか無い。
そこで,Nは,下着は着せたままにしておこうと判断した。
ズボンに付いたunkoは敢えて無視した。
問題は顔に付いたunkoである。
Nは,もう1度トイレットペーパーを大量に使用して顔のunkoを拭った。
NとKは,何とか『unkoの付いた社長』を『少しだけunkoの付いた社長』に変身させた。
もちろん,NとKは一緒にいたO(♀,美人)に気づかれないようにして,残り少ない社長のプライドを守ってあげたことは言うまでもない。
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