『オラの家族 Vol.1 リリー編(後編)』
そして,4匹いる仔犬の中からリリーを選んだのは,オラの娘だ。
25%の確率ではずれを選んだことになる。
『ホクートの券 せ』で単発を食らうのと同様の確率だ。
オラの娘は確実に25%を引いてしまう特異体質なんだろうと思う。
オラの娘は,『ホクートの券 せ』を打つと,かなりの確率で単発を食らうであろう。
旧ホクートでは,かなりの回数を単発で終わるのは確実だ。
しかし,逆に考えると2チェでは,確実に前兆に入るのかもしれない。
BBゲットしては,単発を繰り返す哀れなスロッターになるかもしれない。
今度,ゲーセンでホクートを打たせて,娘の引きを確認しようと思ってる。
さて,犬だ。
リリーは,はずれの犬である。
それは,もう間違い無い。
まず,『お座り』ができない。
後ろ足が悪いため,どうしても横座りのようになってしまう。
しかし,これは生まれつきのため,彼女の責任ではない。
『伏せ』もできない。
やる気が無いのである。
『待て』もできない。
欲望に忠実なのである。
名前を呼ばれてもご主人様に擦り寄ってくることは,無い。
一回メイド喫茶に連れて行って,メイドの何たるかを教えようかとも思ったこともある。
名前を呼ばれてもご主人様に擦り寄ってくることは無いくせに,食べ物があると,呼ばれなくても擦り寄ってくる。
名前を呼ばれてもご主人様に擦り寄ってくることは無いくせに,自分が寂しいと人が寝ているところにハンけつを乗せてくる。
名前を呼ばれてもご主人様に擦り寄ってくることは無いくせに,誰かが出掛けようとすると悔しくて吠えまくる。
名前を呼ばれてもご主人様に擦り寄ってくることは無いくせに,寒い日は布団の中に入ってくる。
しかも,寝転がってるところに近寄っていって撫でると,実に迷惑そうな顔をして,すぐに他の所へ行ってしまう。
彼女は自由奔放なのである。
彼女の前世は猫だったに違いないとオラは,にらんでいる。
時々,仰向けになって寝る。
それが彼女にとって快適であるらしい。
勿論,前後とも足は大開きである。
まさに,ヤリ○ンの女そのものである。
彼女が人間だったら間違い無く,中絶の一つや二つはしているはずだ。
まあ,確かに彼女は人間だったら,30前後の油の乗り切った年頃である。
彼女なりにおっぴろげで寝る理由があるのだろう。
はずれを引いたと思うが,リリーを飼ったことには後悔していない。
土曜日, 11月 18, 2006
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